看護部トップ認定看護師糖尿病看護認定看護師(特定認定看護師)

糖尿病看護認定看護師(特定認定看護師)

糖尿病看護認定看護師(特定認定看護師)

糖尿病看護認定看護師(特定認定看護師)

糖尿病認定看護師:金子+貴美江の写真

平成17年に糖尿病看護認定看護師資格を取得後、外来の糖尿病患者支援に携わってまいりました。平成25年、外来患者支援も充実したころ、内科以外の病棟から糖尿病患者の血糖コントロール依頼が多くなり1名しかいない常勤の糖尿病専門医に、外来と病棟患者を診ていくことは大きな負担となりました。専門的な知識を持った看護師が医師の補助をすることで糖尿病患者の治療が適切におこなわれると考え、看護部の理解のもと後輩認定看護師に外来支援を託し、糖尿病看護認定看護師専従業務として全病棟の糖尿病患者支援を行っておりました。院内全体に糖尿病看護の必要性と楽しさを広められた後、平成29年には認定看護師専従業務から、内分泌・膠原病・血液疾患の混合病棟に異動し、病棟管理業務の傍ら、病棟内でできる運動療法や継続できる療養行動など、スタッフとともに考え日々邁進しております。

※写真:糖尿病認定看護師:金子 貴美江さん

内科外来に所属し、糖尿病を持つ患者さんやそのご家族に対して、外来・病棟スタッフや多職種と協働し、療養生活や治療に関する相談・支援、フットケア等を行っています。糖尿病患者数は増加しており、病態や治療も複雑化しています。そのような中で、患者さん一人一人がその人らしい療養生活を送ることができるよう、患者さんやご家族と一緒に考え、支援していきたいと思っています。


※写真:糖尿病看護認定看護師:大川 雅代さん

糖尿病認定看護師:濱口計子の写真

2022年、糖尿病認定、特定看護師の資格を取得しました。
現在は病棟勤務にて、食事・運動療法、インスリン・GLP-1注射や血糖測定器の導入、フットケア、日常生活における相談などを主に行っています。
糖尿病は慢性疾患であり、病気と長くお付き合いをしていかなければなりません。
身体面だけでなく、心理面でも不安や心配ごとを多く抱えている患者様のお力になれるよう、患者様の声に耳を傾け、思いを大切に、糖尿病とともに生活していくことを応援し、サポートしていきたいと考えています。また、合併症の発症や高齢者の在宅支援に対しても、退院支援看護師やコメディカルスタッフとともに協働し、糖尿病のある患者様とその家族の方々が、退院後もより安心して療養生活が送れるよう、日々精進していきたいと思っています。

※写真:糖尿病認定看護師:濱口 計子さん

糖尿病看護認定看護師の役割の3本柱

血糖パターンマネジメント技術

血糖値はインスリン注射や食事・運動といった一つの事象によって決まるわけではなく、心理状態、性周期、季節、地域特性、職種など、人が生活を営むうえでの全ての要素が影響します。
血糖パターンマネジメント技術は、対象をアセスメントして全人的に理解し、血糖管理に向けての支援を患者とともに行う能力が求められます。

フットケア技術

糖尿病看護におけるフットケアは、単に足をケアするということではなく、糖尿病とともに生活している人が大事な自分の足を自分自身でケアできるよう支援することであり、「糖尿病足病変予防のための自己管理への指導技術」が求められます。

糖尿病ケアシステム立案技術

施設や地域において必要な糖尿病一次・二次・三次予防を目指した糖尿病ケアシステムを構築する技術が求められます。
とくに地域における糖尿病一次予防活動では、あらゆる背景を有する国民すべてを対象者ととらえ、糖尿病発症予防に向けての支援を行う能力が求められます。

当院の糖尿病看護認定看護師は、主に外来通院中の糖尿病患者さんの療養支援や糖尿病専門医の指導の下、インスリン注射の調整などを行っております。また、入院中の糖尿病患者さんについても退院指導や在宅支援をおこない療養生活が順調に過ごせるよう援助しております。
院内・院外でのスタッフ教育を行い、糖尿病患者さんに対し安心、安全な看護が提供できるよう努力しております。
最近は、近隣施設に通院中の患者さんの合併症検査や糖尿病教育を当院で担えるよう地域連携を強化しシステムを構築しています。

関連サイト

フットケアの様子

フットケア
フットケアの様子の写真

患者さんに「足を見せて下さい」と、唐突に言っても「なに?」と怪訝そうな顔をされてしまいます。糖尿病と足の関係をしっかり伝え、患者さんに足病変を予防して頂くことを心掛けています。巻き爪や胼胝が原因で運動療法が行えない患者さんも少なくありません。適切なケアにより痛みが軽減し、運動を再開できることもあるため「足の観察」や「爪切り」等の指導はフットケアに欠かせません。

インスリン注射お助けアイデアグッズ紹介

グッズ
便利グッズの写真

高齢者のインスリン指導では、握力の低下などからペンを握ることが困難なケースに出会うことが多いです。適したインスリンデバイスを選択することが望まれますが、なかなかうまくいかないケースには、介護用品などを利用し、グリップを太くするだけでスムーズに注射できる場合があります。

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